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横浜市で住みやすい穴場スポット5選!子育て世帯が気になる待機児童数も併せてチェック!

更新日:2023.11.30

横浜市で住みやすい穴場スポット5選!子育て世帯が気になる待機児童数も併せてチェック!

横浜市内で引越しを視野に入れているファミリー層にとって、「どの地域が住みやすいのか?」「子育てサポートは充実しているのか?」など、気になる点がたくさんあると思います。そこで、本記事では、横浜市の特徴や子育てサポート、区ごとの受け入れ可能児童数などについて詳しく説明します。受け入れ可能児童数が多く、実は子育て世帯が住みやすい「穴場の区」も紹介するので、横浜市内への引越しを検討しているファミリー層は、ぜひ最後までチェックしてください。

  • 横浜市は、観光スポットや自然あふれる場所が多い巨大なベッドタウン
  • 地域で子どもを見守る子育てサポート支援が充実している
  • 自然と都市の共生、住環境とのバランスが優れているエリアが多い

もくじ

  1. 横浜市の特徴

  2. 横浜市の子育てサポートの特徴

  3. 待機児童数と区ごとの受け入れ可能児童数

    1. 瀬谷区

    2. 戸塚区

    3. 保土ケ谷区

    4. 都筑区

    5. 港北区

  4. まとめ



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横浜市の特徴

横浜市の特徴

神奈川県東部に位置する横浜市は、東京都心までのアクセスが良好な、巨大なベッドタウンとして有名です。人口約377万人(2023年11月現在)の大都市でありながら、横浜港やみなとみらいをはじめとした海辺、公園、樹林地など豊かな自然にも触れることができます。

公園については、大小合わせて約2,700箇所あり、平日は近くの公園で子どもを遊ばせたり、休日には大きめの都市公園へ出かけたりするなど、親子で自然と触れ合い、体を動かせる場所がたくさんあることも横浜市の特徴の一つです。ほかにも、横浜赤レンガ倉庫や横浜中華街など、有名な観光スポットがたくさんあるので、家族のお出かけスポットも充実しています。

横浜市は治安が良いことも特徴で、令和3年に“刑法犯認知件数の低い政令市”として第1位を獲得しています。 また、市内には子どもが病気やケガをしたときに、受診できる病院の数も充実しており、夜間・休日の急病に対応してくれる病院もあるため安心です。なお、総務省統計局の「令和3年医療施設(動態)調査」によると、横浜市の病院数は全国で第3位でした。

このように横浜市は、市民の身近なところに観光スポットや自然と触れ合える場所が充実している大都市でありながら、治安もよく、病院やクリニックなどの医療施設も多いので、家族の暮らしや健康を守りながら安心して生活できる街と言えます。

出典:横浜市役所 「推計人口・世帯数【最新】

出典:横浜市役所 「横浜市に公園はどれくらいあるのですか。

出典:厚生労働省 「令和3(2021)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況

横浜市の子育てサポートの特徴

横浜市の子育てサポートの特徴

横浜市は、子育て支援制度が充実しているという点も大きな特徴です。

たとえば、地域ぐるみで子育て支援を目指す「横浜子育てサポートシステム」があります。
会員登録して入会説明を受けると、地域の人に子どもを預けることができる仕組みです。

知らない人に預けることに不安を覚えるかもしれませんが、子どもを預かる人は横浜市在住かつ健康で子育て支援に理解と熱意のある20歳以上、そして横浜子育てサポートシステム事務局が実施する研修を受講している人なので安心です。原則として午前7時〜午後7時まで子どもを預けることができるため、保育所や幼稚園の送り迎えを頼んだり、通院や冠婚葬祭などの急用、買い物や美容室などリフレッシュしたいときに利用したりできます。

横浜市では、出産直後の心身に対する不安定な状態をサポートしてくれる「横浜市産後母子ケア事業」も行っています。外出が困難な方の居宅へ直接助産師が訪問し、授乳や育児に関するアドバイスを受けることが可能です。 また、地域で活動をしている「こんにちは赤ちゃん訪問員」が、生後4か月までの赤ちゃんがいる家庭を訪問し、子育てに関する情報提供を行うことで、子育てを支援しています。

さらに横浜市では、令和5年8月より小児医療費助成制度が見直され、0歳から中学3年生までの入院・通院にかかる保険診療の自己負担額が、全額助成されることになりました。助成を受けるには、申請手続きが必要なため、詳しくは横浜市のホームページをご覧ください。

出典:横浜市役所 「子育て支援・相談

出典:横浜市役所 「横浜子育てサポートシステム

出典:横浜市役所 「横浜市産後母子ケア事業(訪問型母子ケア)について

出典:横浜市役所 「【小児医療費助成制度】令和5年8月から中学3年生までの所得制限等をなくしました。

待機児童数と区ごとの受け入れ可能児童数

待機児童数と区ごとの受け入れ可能児童数

共働きの家庭が多い現代、引越し先の待機児童数は気になるところです。横浜市全体の待機児童数は、2023年4月1日時点で10人となっており、前年度と比べ1人減少しています。
引越し後に困ることのないよう、横浜市における区ごとの保育所等受け入れ可能児童数をチェックしておきましょう。

出典:横浜市役所 「令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について

【横浜市】区ごとの保育園受け入れ可能児童数

受け入れ可能児童数
港北区 464
鶴見区 366
青葉区 342
神奈川区 325
保土ヶ谷区 224
 

【他の区も確認する】

受け入れ可能児童数
西区 181
戸塚区 162
旭区 141
緑区 116
中区 106
瀬谷区 101
都筑区 81
泉区 78
金沢区 57
港南区 39
南区 37
磯子区 33
栄区 17

出典:横浜市役所 「保育所等の入所状況
※2023年11月1日時点

ここからは、受け入れ可能児童数が多く、実は子育て世帯が住みやすい「穴場の区」を紹介します。 ファミリー層にとって住みやすいと感じるポイントをメインに、各区の特徴について詳しく説明するのでぜひ参考にしてください。

瀬谷区



横浜市の最南端に位置している瀬谷区は、自然が多く、水や緑を身近に感じながら生活できる街です。地下迷路やらせん滑り台などがある「瀬谷中央公園」、テニスコートや野球場も併設されている「瀬谷本郷公園」といった、大きな公園をはじめ、相沢川沿いに散策できる「プロムナード」、自然がそのまま残っている「瀬谷市民の森」などがあります。

また、瀬谷区では約242ヘクタールという広大な土地区画整理事業において、東京ディズニーリゾートⓇに次ぐ規模の次世代テーマパークが2031年頃に開業予定のため、今後さらなる発展が期待できるでしょう。

瀬谷区は、買い物や交通の利便性が良いエリアです。区内を通る相模鉄道(相鉄本線)の三ツ堺駅と瀬谷駅が主要駅で、どちらも急行と快速が停まり、新横浜駅まで約20分で到着できます。また2023年3月に開業した相鉄・東急直通線によって、両駅から都心へのアクセスも向上しました。

瀬谷区の買い物スポットとしては、三ツ堺駅南口の「富士見通り商店街」や瀬谷駅から徒歩2分のところにある「いちょう通り商店街」をはじめ、7つの商店街があります。

さらに、再開発によって瀬谷駅南口に新しくできた「ライブゲート瀬谷」と呼ばれるビル内では、食品スーパーマーケット、金融機関、飲食店などが利用可能です。 ライブゲート瀬谷のビル3階と4階には区内初の区民文化センターがオープンし、瀬谷区の文化を発信する施設としてさまざまなイベントや文化交流が行われています。

そして、瀬谷区では、子育て世帯にとって嬉しいサービスもたくさんあります。 区内の公園、飲食店、授乳・おむつ替えなど子育てに役立つ情報を発信している「せや子育て応援マップ ぐるっとなび」が用意されているほか、住民同士で日常生活に関する情報交換や交流ができる地域SNSも利用可能です。

以上のように、通勤や通学、買い物スポット、自然あふれる公園、子育てに関する情報発信など、瀬谷区はファミリー層にとって住みやすい街といえます。

出典:横浜市瀬谷区役所 「瀬谷の魅力情報発信サイト

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戸塚区



横浜市でもっとも面積が広く、横浜市の南西部に位置する戸塚区は、戸塚駅周辺を中心とした商業施設や公共施設、樹林地や農地などの自然、旧東海道をはじめとする歴史資源にあふれている、自然と都市のバランスが魅力的な街です。

桜の街といわれているように、春になると区の中央部を流れる梶尾川に桜が咲き誇るほか、四季折々の花を楽しむことができます。 また、戸塚区の主要駅となる戸塚駅には、JR東海道線、JR横須賀線、JR上野東京ライン、JR湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄ブルーラインの5路線が利用できるため、横浜駅や東京都内、成田空港への交通アクセスも良好です。

多くの区民が利用する戸塚駅のビル内には24時間営業している東急ストア戸塚店があり、駅の東口にある商業施設には惣菜や生活用品・雑貨などを購入できる店舗がたくさんあるので、家族でショッピングも楽しめます。

また、再開発によって商店街が並んでいた戸塚駅西口には、バスターミナル、区役所が移転し、駅直結の商業施設「トツカーナモール」が誕生しました。トツカーナモールと西口駅前デッキでつながっている区役所内には、子どもの一時託児など子育てをサポートしてくれる「とつかの子育て応援ルームとことこ」が開設されています。

この他にも戸塚区には、文化活動やクラブ活動などに参加できる6つの地区センターがあり、地域住民が交流する場所になっています。子どもと一緒にレクリエーションへ参加したり、スポーツを楽しんだりするなど、ファミリー層も利用できる施設が充実しるので、子どもの遊び場やお出かけスポットにも困りません。

以上の特徴をまとめると、戸塚区は横浜方面や都心に職場があり、自然と触れ合いながら子育てしたい世帯におすすめのエリアと言えます。

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保土ケ谷区



横浜市の中央部に位置している保土ケ谷区は、江戸時代から宿場町として栄えてきました。史跡や寺社仏閣など歴史を感じられるほか、市民の憩いの場「横浜市児童遊園地」や、市内で唯一の渓谷「陣ケ下渓谷公園」があるなど豊かな緑と水の街でもあります。

区内の保土ヶ谷駅には、JR横須賀線と湘南新宿ラインが通っているほか、駅から徒歩約13分の距離には相鉄本線が乗り入れている天王町駅があるため、計3路線が利用可能です。各路線を利用すると、横浜や鎌倉、東京都内など、様々なエリアにアクセスできるため、交通の利便性は良いといえるでしょう。

保土ヶ谷区の買い物スポットとしては、横浜のアメ横と呼ばれている「洪福寺松原商店街」があります。天王町駅から徒歩約7分の場所にある、新鮮な海鮮から惣菜、パン、お肉まで多種多様な食材がそろう活気にあふれた商店街で、日々多くの人で賑わっています。

また、保土ケ谷区川辺町には2022年秋にリニューアルされたばかりのイオン天王町ショッピングセンターがあります。総合スーパーマーケットである「イオンスタイル天王町」を中心とした42の専門店が入っており、物販・飲食・クリニックなど生活に必要なものをすべてそろえることができるでしょう。イオン天王町ショッピングセンターがある天王町をはじめ、常盤台、峰岡地区には公会堂や図書館などの公共施設も集まっており、週末や大型連休にはさまざまなイベントも開催されています。

さらに、保土ケ谷区では、ファミリー世帯にとっては重要な子育て関連のサポートも充実しています。たとえば、女性・妊産婦の健康相談や、子どもに関する相談窓口が充実しているので、つい1人で抱えがちな子育ての悩みでも親身に話を聞いてもらい、アドバイスを受けることができるでしょう。

そのほか、壮大なミュージアム施設となっている横浜ビジネスパークなど、近代的な芸術に触れられる場所もある保土ケ谷区は、旧市街のような雰囲気の中で子どもの豊かな感性を育める街と言えます。

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都筑区



横浜市の北部に位置する都筑区は、1994年に誕生した“横浜市で一番若い区”です。
都筑区には、横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインが通っており、乗り換えなしでブルーライン仲町台駅から横浜駅まで約19分、新横浜駅まで約7分で行けるため、横浜市内への通勤・通学に困ることはありません。

そして、都筑区といえば、区内の約半分を占めている港北ニュータウンが有名です。異国情緒が漂うヨーロッパを思い起こさせる美しい街並みが魅力で、多くの緑地や公園が整地されているファミリー層に人気のエリアとなっています。
港北ニュータウンは、緑の自然環境を最大限に保存する都市機能を目指しているため、センター南駅・センター北駅などの主要駅や、商業施設から住宅地、学校、公園といった生活環境のネットワークが安全な広い歩道で結ばれています。



また、都筑区を代表する大型商業施設の港北TOKYUショッピングセンターや、ヨーロッパの街並みを再現した仲町台駅前商店街など、買い物スポットも豊富です。衣食住に必要なものすべてが港北ニュータウンで完結するほか、都筑区はドイツ系企業が多いので、クリスマスマーケットなど海外の定番イベントも楽しめます。

さらに、子育て制度が充実しているのも都筑区の特徴で、子育てや保育に関する情報を発信しているサービスや、気軽に立ち寄れる子育て支援センターなども利用可能です。自然と都市機能が融合した都筑区は、2014年から始まった横浜市営地下鉄グリーンライン川和町駅の再開発によって、ファミリー層向けのマンションも増えてきているので子育て世帯が住みやすい街といえます。

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港北区



横浜市の北東部に位置する港北区は、2023年時点で約36万2千人と市内で最も人口が多く、新横浜駅を中心に再開発が進んでいる街です。 2023年3月18日に開通した相鉄・東急新横浜線によって新横浜駅から渋谷駅まで約30分と利便性がさらに高まり、新しくできた新綱島駅の前にはタワーマンションが建設されるなど、線路沿いにはファミリー層向けのマンションも増えています



港北区の買い物スポットとしては、主要駅として挙げられる新横浜駅周辺を中心に、大型ショッピングモールや家電量販店、飲食店、アパレルショップなど幅広いジャンルの店舗がそろっています。 新横浜駅からバスで約15分のところには、トヨタ自動車(株)が運営する関東エリア発のオートモール&ショッピングシティ「トレッサ横浜」があり、週末のお出かけスポットとして区民に親しまれています。



さらに港北区は、子どもを遊ばせるのに適した自然も多くあります。 閑静な住宅街の中にある大倉山公園では、春に46種約220本の梅が咲き誇り、毎年2月頃に多くの人が訪れる「大倉山観梅会」が開催されています。 神奈川県内でも大きな川のひとつである、鶴見川の沿岸には全長11.8kmのサイクリングロードがあるため、子どもと一緒に景色を眺めながらサイクリングを楽しむこともできます。

自然に触れながら子育てができるスポットに加え、区内には、気軽に遊びに行ける児童公園が点在しているほか、子育て相談や子育て世代向けの講座などサポート体制も整っているので安心です。

このように、交通アクセスの向上、生活の利便性、自然の多さ、子どもたちが遊べる施設の充実に伴い、港北区に住まいを移す子育て世帯が増えてきています。その証拠として、2019年度における保育所等の施設数は123か所だったのが、2023年には154か所と、港北区では保育園や幼稚園も増加傾向にあるのです。

昔の新横浜駅を知っている方からすると、開発されていないエリアだという印象があると思いますが、相鉄・東急新横浜線の開通によってどんどん開発が進んでいるエリアです。 商業施設、子育てサポート施設、公園、保育園・幼稚園など、港北区は子育て世帯にとって暮らしやすい環境が整っています。

出典:横浜市港北区役所 「港北区の基本データ

出典:横浜市役所 「平成 31 年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について

出典:横浜市役所 「令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について

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まとめ

観光地のイメージが強い横浜市ですが、海や樹林地、公園など身近に自然と触れ合うこともできるエリアであり、2023年3月に開通した相鉄線・東急新横浜線によって、神奈川県央部・西部と東京都心部が直結し、巨大なベッドタウンとして進化し続けています。

地域で子どもを見守る子育てサポートも充実しているため、年々ファミリー層も増加しており、特に、瀬谷区・戸塚区・保土ケ谷区・都筑区・港北区は、自然と住環境のバランスが優れているのでファミリー層に人気があります。
横浜市内へ引越しを検討中の方は、直接足を運び、地域ならではの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

 

※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。(2023年11月現在)
 



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