千代田区の住みやすさは？治安や口コミ・家賃相場など歴史を感じる街の住み心地を調査

千代田区は東京都23区のほぼ中心に位置し、新宿区や文京区、台東区などと隣接するエリアです。多くの企業が集まるオフィス街でありながらも、豊かな自然が残るスポットや文化施設も豊富に揃っていることで知られています。人口は6万7,911人、世帯数は3万8,548世帯です（2023年1月1日時点）。

出典：千代田区役所 「住民基本台帳人口」

千代田区には、下記20路線が通っています。

千代田区には区立小学校が8校、区立中学校が2校、中等教育学校が1校あります。たとえば、御茶ノ水駅から徒歩約12分のところに千代田区立千代田小学校、神田駅から徒歩約17分のところに千代田区立神田一橋中学校があるなど、千代田区内の各駅近辺に学校が点在しています。

出典：千代田区役所 「学校・幼稚園・こども園の紹介」

親子でお出かけするなら、末広町駅から徒歩約3分の芳林公園がおすすめです。ブランコや複合遊具などが揃っているのに加え、子ども専用の利用時間が決められているため、のびのびと遊べます。また、千代田区には図書館が5ヶ所あります。なかでも市ヶ谷駅から徒歩約6分のところにある四番町図書館には児童室と赤ちゃんルームが完備され、定期的におはなし会やイベントを開催しているのが特徴です。

出典：千代田区立図書館 「各館案内」

神田駅には、徒歩約2分のところに安くて種類豊富な生鮮食品を扱う、肉のハナマサ 神田店、四ツ谷駅から徒歩約1分のところには地域密着型でお惣菜にもこだわるライフ コモレ四谷店があります。このように千代田区内の駅周辺には利便性の高いスーパーマーケットが揃っているため、仕事帰りなどに買い物をしたい場合も困ることはありません。

また、神保町駅より約徒歩1分のところには神田すずらん通り商店街があります。明治時代からお茶の水・錦町・神保町付近に多くの大学が設立された経緯から、本屋が集まり、現在では約150店舗が立並ぶ世界最大の書店街となっています。また、学生が多いため明治初期から書籍のほかに楽器、画材など様々な特色のある店も並んでいます。

飯田橋駅から徒歩約4分のところにある飯田橋サクラテラスはレストランやカフェを中心にベーカリー、コンビニエンスストア、スーパーマーケットも揃い、家族で食事をしたり買い物を楽しんだりするのに役立ちます。

また、大手町駅から直結の丸の内テラスには、開放的な大型テラスがあるレストランやダーツなどを楽しめるアミューズメントエリアなど多彩な店舗が入っています。

千代田区における2016年の犯罪認知件数の総合計は3,345件だったのに対し、2021年の総合計は1,856件と減少傾向にあります。

特に、自動車やオートバイ、自転車などの窃盗を含む非侵入窃盗系の犯罪は2016年に2,253件、2021年に1,061件と半数以下に減っています。ただし、自転車窃盗は2016年に395件、2021年に141件と大幅に減少しているものの、ほかの犯罪と比較すると発生件数が多いため、自転車の保管場所や施錠に注意してください。

なお、千代田区では防犯パトロールを行う団体を新たに結成した場合に必要な資器材への助成金や、地域団体が設置する防犯設備の費用の一部補助などを通して、安心して暮らせる街づくりを目指しています。

出典：警視庁 「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」

千代田区には総合病院が約20院、内科が約190院、耳鼻咽喉科が約30院、小児科が約30院あります。

神田駅から徒歩約1分のところには土曜診療にも対応した神田駅前クリニック内科があります。平日・土曜どちらも20時まで診療しているため、仕事で忙しい方でも立ち寄りやすいのが魅力です。

小児科の場合、飯田橋駅から徒歩約5分のところにある洋洋クリニックは日曜診療にも対応しています。ベテランの小児科専門医と救急科専門医が常駐していますので、子どもの体調が悪くなったときも安心して診療を受けられるのが嬉しいところです。

千代田区では、子育て世代に向けたサポートを積極的に実施しています。ここからは区独自の子育て支援制度を紹介しますので、利用してみてはいかがでしょうか。

千代田区内の30ヶ所に、赤ちゃんとのお出かけをサポートする施設「赤ちゃん・ふらっと」が設置されています。同施設は、授乳やおむつ替えなどができる環境が整っているのに加え、冷暖房も完備されているため、快適に過ごすことが可能です。設置場所は区役所の出張所や児童館、百貨店など多岐にわたるため、赤ちゃん連れでも気兼ねなく外出を楽しみたいときに役立ちます。

出典：千代田区役所 「赤ちゃん・ふらっと」

千代田区では、子育てを地域全体でサポートする「千代田区子育て応援見守り隊」の取り組みも実施しています。区内にあるショップの店頭などに千代田区子育て応援見守り隊の目印となるステッカーが貼られているため、チェックしてみてください。

見守り隊は、子どもが危険を感じたときの避難所となったり、子どもや保護者に異変を感じた際は積極的に声掛けをしたりして地域ぐるみで子育てサポートを行っています。周囲に頼れる人がいない場合も、見守り隊を通して地域とのつながりができれば育児の際に安心です。

出典：千代田区役所 「千代田区子育て応援見守り隊～みんなで応援!!千代田っこ～」

ここからは、千代田区の家賃相場・不動産取引価格情報を紹介します。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から物件から探す」
※2023年2月8日現在

千代田区には2LDK以上のファミリー向け物件も揃っていますが、東京都23区の平均価格と比べると家賃相場は高めです。ただし、物件相場が比較的低めの岩本町駅や末広町駅周辺にはリーズナブルな物件が見つかる場合もあるため、千代田区で物件を探す場合は検索範囲を広げてみることをおすすめします。

中古マンションの直近2年以内の不動産取引情報によると、例えば千代田区内の湯島駅から徒歩2分で平成30年に建築された2LDK（50㎡）が8,100万円、同じく区内の大手町駅から徒歩10分で平成31年に建築された3LDK（70㎡）が1億2,000万円で取引されています。2LDK・3LDKともに駅から徒歩10分圏内の取引事例が多くありますが、3LDKは1億円以上の物件が大半を占めているのが特徴です。そのため、不動産会社へ相談する際には費用面もしっかり確認してください。
➡【最新】クラモアで千代田区のマンション相場を見る

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2023年2月8日時点

直近2年以内に行われた土地と建物の不動産取引価格情報によると、例えば千代田区内の小伝馬町駅から徒歩3分で令和3年に建築された延床面積80m²の物件が1億円で取引されています。ただし取引事例は少ないため、一戸建ての購入を希望する方は、不動産会社にどのような物件があるのか相談してみることをおすすめします。

出典：国土交通省 不動産情報ライブラリ 「不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード」
※2023年2月8日時点

千代田区に住むなら、神田、小川町、秋葉原エリアがおすすめです。神田は飲食店や商店街が多く、食事や買い物に不便することはないでしょう。小川町は3つの路線の駅が集まっており、どこへ行くにも便利です。アニメやゲームの聖地として知られる秋葉原には、多種多様な複合商業施設が揃い、いつでも買い物を楽しむことができます。

神田駅には、JR中央線、JR山手線、JR京浜東北・根岸線、東京メトロ銀座線の4つの路線が乗り入れています。また、JR総武本線が通る新日本橋駅へ神田駅から徒歩約5分で行くことができるのも魅力の一つです。

駅の周辺には、朝早くから夜遅くまで営業しているリーズナブルなスーパーマーケットが揃うため、通勤通学に忙しい方は重宝するでしょう。まいばすけっと 神田駅北口店は朝7時から24時まで、まいばすけっと 神田駅鍛冶町店は朝7時から23時まで、肉のハナマサ 神田店は朝7時から23時まで営業しています。

➡神田駅でおすすめの賃貸物件一覧
➡神田駅でおすすめの購入マンション一覧

都営地下鉄新宿線が乗り入れる小川町駅は、徒歩約1分の距離に東京メトロ丸ノ内線の淡路島町駅、都営地下鉄千代田線の新御茶ノ水駅があるのが特徴です。3つの駅と路線を用途によって使い分けられるのが大きなメリットだといえるでしょう。

小川町駅から徒歩約3分のところには、千代田区立淡路公園があります。複合施設ワテラスに隣接しており、レストランやカフェにもすぐ行ける立地が魅力です。公園の西側には小川が流れ、東側には芝生が広がり、小さな子どもを遊ばせるにはぴったりの場所です。

➡小川町駅でおすすめの賃貸物件一覧
➡小川町駅でおすすめの購入マンション一覧

秋葉原駅には、JR山手線、JR京浜東北・根岸線、JR総武線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの5路線が乗り入れています。都内の主要駅に乗り換えなしで行くことができるだけでなく、近隣の県にもアクセスしやすいのが特徴です。

複合商業施設やオフィスが立ち並び、賑やかなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、駅から徒歩約7分のところには内科や外科、小児科、産婦人科、歯科をはじめ35の診療科を持つ三井記念病院があります。その隣には千代田区立和泉公園もあり、春には桜などが楽しむことができ、家族みんなで遊ぶのにおすすめです。

➡秋葉原駅でおすすめの賃貸物件一覧
➡秋葉原駅でおすすめの購入マンション一覧

千代田区は新宿駅や渋谷駅などにアクセスしやすく、通勤通学に便利な立地が魅力です。また、赤ちゃんとのお出かけをサポートする施設を設置するなど、千代田区独自の子育て支援制度を導入しており、子育て世帯が住むのにも適しています。家族で住みやすいエリアを探している場合は、千代田区も候補に入れてはいかがでしょうか。

千代田区への引っ越しを検討している方は、下記よりお気軽にお問合せください。

※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。（2023年2月現在）
 

※2023/4/1～2024/3/31お客様アンケート集計結果

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