【最新版】東京23区の住みやすい街ランキング！子育て世帯におすすめの区を紹介

都市戦略や都市政策の研究に取り組んでいる「森記念財団都市戦略研究所」が発表した「日本の都市特性評価」の調査結果をもとに、東京23区において「住みやすい」と言える区を1位から23位まで表にまとめました。

すでに引っ越し先として検討している区がある人も、まだ決めていない人も、比較検討の情報材料として参考にしてみてください。

参考：森記念財団都市戦略研究所 「日本の都市特性評価 2023」

参考：森記念財団都市戦略研究所 「日本の都市特性評価 2023」

ここでは上位TOP５にランクインした区について、各エリアの特徴や子育て事情、家賃相場などの情報を紹介していきます。

千代田区は東京23区のほぼ中央に位置しており、皇居や国会議事堂、最高裁判所など日本の重要な機関があるエリアです。巨大ターミナル駅である東京駅を筆頭に、区内には全部で20本の路線が通っており、どこへ行くにもアクセス抜群。様々な企業が集まるオフィス街でありながら、日比谷公園や皇居に隣接している北の丸公園など自然を感じられるスポットをはじめ、国会図書館や科学技術館、東京国立近代美術館などの文化施設も充実しています。

千代田区は子育て支援にも力を入れており、授乳やおむつ替えなどができるスペース「赤ちゃん・ふらっと」を区内30ヵ所に設置しています。設置場所は、児童館や百貨店など多岐にわたるため、子ども連れでお出かけする際に便利です。

また、同区では子育てを地域全体でサポートする「千代田区子育て応援見守り隊」の取り組みを実施しています。子どもが危険を感じたときの避難所となったり、子どもや保護者に異変を感じた際は積極的に声掛けをしたりするなど、地域ぐるみでサポートを行っていることから、子育て世帯が暮らしやすい環境が整っているといえるでしょう。

千代田区の住みやすさについては以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

千代田区の家賃相場は、下記の通りです。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から探す」
※2023年7月27日現在

中古マンションの相場は、2023年7月時点で1億450万円（専有面積70m²で算出した参考価格）です。

出典：クラモア 住まいトレンド 「千代田区の中古マンション相場推移」
※2023年7月27日現在

一戸建て（一軒家）については、直近2年以内の土地と建物の不動産取引価格情報によると、区内の小伝馬町駅から徒歩3分で令和3年に建築された延床面積80㎡の木造住宅が1億円、同じく区内の水道橋駅から徒歩2分で平成26年に建築された延床面積290㎡のRC構造の住宅が、2億8,000万円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年7月27日現在

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東京都のシンボルとも言える東京タワーがある港区は、オフィス街や商業エリアだけでなく、広尾や白金台、麻布など閑静な住宅街のあるエリアとしても知られています。

港区には、日本でも有数の複合施設である六本木ヒルズや東京ミッドタウンをはじめ、麻布十番商店街や白金商店街など昔ながらの商店街が複数あり、買い物環境が充実しています。区内には、JR山手線のほかに東海道新幹線なども通る、品川駅、新橋駅、浜松町駅があるため、都心部だけでなく遠方へアクセスしやすいことも魅力です。

港区は、子育てサポート施設が充実しています。例えば、子育て交流スペース「子育て広場　あっぴぃ」が区内9ヵ所に設置されており、子育て中の仲間と交流したり、子どもたちと遊んだり、保育士などの有資格スタッフへ子育ての悩み相談などを行うことができます。

また、仕事などで子どもの面倒が一時的に見られない家庭を対象にした保育サポート施設「みなと保育サポート」を区内5ヵ所に設置しているため、幼いお子様のいる家庭でも安心して子育てできる環境が整っています。
港区の住みやすさについては以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

港区の家賃相場は、下記の通りです。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から探す」
※2023年7月27日現在

中古マンションの相場は、2023年7月時点で1億541万円（専有面積70m²で算出した参考価格）です。

出典：クラモア 住まいトレンド 「港区の中古マンション相場推移」
※2023年7月27日現在

一戸建て（一軒家）については、直近2年以内の土地と建物の不動産取引価格情報によると、区内の六本木駅から徒歩12分で令和3年に建築された延床面積70㎡の木造住宅が1億円、同じく区内の白金高輪駅から徒歩12分で令和4年に建築された延床面積130㎡の木造住宅が2億円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年7月27日現在

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東京都の東側に位置する中央区は、千代田区と港区とともに「都心3区」と呼ばれており、日本でも有数の企業や金融機関などが集中しているエリアです。区内には、「八重洲」「京橋」といったビジネス街や、都内でも有数のショッピングスポットである「銀座」があり、連日多くのビジネスパーソンや観光客で賑わっています。

一方で、「浜町」「人形町」「水天宮前」をはじめとする日本橋エリアには、明治6年に創建された劇場“明治座”や、創業100年以上の老舗が多数点在している“人形町商店街”などもあるため、下町情緒のある雰囲気も楽しめるのが魅力です。

区内には、区立公園で最も大きい浜町公園があるなど、家族で出かけられるスポットも揃っていることに加え、図書館や美術館、博物館などの文化施設も充実しており、文武両道で子育てできる環境が整っています。

子育て支援にも力を入れており、区内12か所の小学校で子どもが安心して過ごせる居場所（遊び場）を提供する「プレディ」を実施しています。学童クラブと違って、区内在住であれば保護者の就労状況にかかわらず利用でき、放課後や土曜日、夏休みなどの長期休暇中に子どもを預かってもらえるのも嬉しいポイントです。

中央区の住みやすさについては以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

中央区の家賃相場は、下記の通りです。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から探す」
※2023年7月27日現在

中古マンションの相場は、2023年7月時点で8,716万円（専有面積70m²で算出した参考価格）です。

出典：クラモア 住まいトレンド 「中央区の中古マンション相場推移」
※2023年7月27日現在

一戸建て（一軒家）については、直近2年以内の土地と建物の不動産取引価格情報によると、区内の月島駅から徒歩3分で平成9年に建築された延床面積105㎡の木造住宅が1億円、同じく区内の新富町駅から徒歩3分で平成10年に建築された延床面積130㎡の鉄骨造の住宅が1億1,000万円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年7月27日現在

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東京都23区の西南に位置する渋谷区は、ファッションビルやオフィスビルなどの大型施設が立ち並ぶ一方で、明治神宮や代々木公園といった広大な緑地や落ち着いた住宅街も有しているエリアです。区内には合計17の路線が通っているため交通の利便性も高く、巨大ターミナル駅である渋谷駅を筆頭に、表参道駅、恵比寿駅など、観光や買い物スポットとして有名なエリアも豊富にあります。

日本を代表する繁華街があるエリアとして知られている渋谷区ですが、子育てしやすい環境も整っています。子育て支援も積極的に行っており、育児が困難な家庭を対象にしたベビーシッター派遣事業や、子ども1人の出産につき最大10万円を支給する「ハッピーマザー出産助成金」制度があり、子育て中やこれから子どもが生まれる家庭にとっても心強いでしょう。

渋谷区の住みやすさについては以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

渋谷区の家賃相場は、下記の通りです。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から探す」
※2023年7月27日現在

中古マンションの相場は、2023年7月時点で9,118万円（専有面積70m²で算出した参考価格）です。

出典：クラモア 住まいトレンド 「渋谷区の中古マンション相場推移」
※2023年7月27日現在

一戸建て（一軒家）については、直近2年以内の土地と建物の不動産取引価格情報によると、区内の初台駅から徒歩7分で平成26年に建築された延床面積90㎡の木造住宅が8,400万円、同じく初台駅から徒歩7分で令和4年に建築された延床面積95㎡の木造住宅が9,200万円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年7月27日現在

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東京都23区のほぼ中央に位置する新宿区は、東京都庁もある高層ビル街として知られており、渋谷駅や池袋駅などの都心部へのアクセスも良好です。区内の新宿駅周辺には「バスタ新宿」といった高速バスターミナルもあるため、遠方へのお出かけもしやすく、電車以外の交通の利便性も非常に高いです。

新宿駅周辺のように、商業施設やオフィスビルが立ち並ぶ賑やかなイメージがある一方で、区の中心地から少し離れると、早稲田～神楽坂エリアなど情緒あふれる閑静な住宅街もあります。

また、新宿区と渋谷区にまたがる大規模庭園“新宿御苑”をはじめ、区内最大の面先を誇る“新宿中央公園”など、自然豊かな公園も充実しているため、子どものいる家庭でも暮らしやすい環境が整っています。

新宿区は子育て支援も積極的に行っており、「児童扶養手当」や「児童育成手当」などの手当てや、自立支援員に悩みを聞いてもらえる「ひとり親相談」などの相談窓口、子どもを一時的に預かる「ひろば型一時保育」などを実施しているのも魅力です。
新宿区の住みやすさについては以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

新宿区の家賃相場は、下記の通りです。

出典：ピタットハウス 「東京都の家賃相場から探す」
※2023年7月27日現在

中古マンションの相場は、2023年7月時点で7,365万円（専有面積70m²で算出した参考価格）です。

出典：クラモア 住まいトレンド 「新宿区の中古マンション相場推移」
※2023年7月27日現在

一戸建て（一軒家）については、直近2年以内の土地と建物の不動産取引価格情報によると、区内の東中野駅から徒歩11分で令和3年に建築された延床面積65㎡の木造住宅が5,000万円、同じく区内の曙橋駅から徒歩5分で令和3年に建築された延床面積65㎡の木造住宅が6,400万円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2023年7月27日現在

➡新宿区でおすすめの賃貸物件一覧
➡新宿区でおすすめの購入マンション一覧
➡新宿区でおすすめの戸建て物件一覧

本記事では、東京23区の住みやすい街をランキング形式で紹介しました。
お子さまと一緒に生活するうえでは、通勤通学や買い物のしやすさはもちろんですが、公園やお出かけスポットの充実度、行政による支援の手厚さなども考慮して探すことが大切です。ファミリーでの引越しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

東京23区で引っ越しを検討されている方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。（2023年7月現在）
 

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