住吉の住みやすさは？治安や口コミ・ファミリー層の住み心地を徹底解説

@masahiko.motono

住吉は東京都江東区にあり、近隣地域は清澄白河や錦糸町です。2021年時点での住吉の世帯数は1丁目と2丁目を合わせて約3,000世帯となっています。ここからは住吉の地域についてより詳しく見ていきましょう。

出典：江東区役所 「江東区の世帯と人口」

住吉駅は都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線2つの路線が利用できます。新宿駅までは都営地下鉄新宿線で約22分、渋谷駅までは東京メトロ半蔵門線を利用して約28分で乗り換えなしで行くことができます。都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線はどちらも終電が23時過ぎまであるため飲み会や残業などで遅くなってしまっても、帰宅ができないといったトラブルを回避しやすいのも、大きな特徴です。

住吉には、幼稚園が1校、保育園が4つ、小学校が1校あります。一見少ない様にも見受けられますが、近隣エリアにも幼稚園や保育園、小学校、中学校があるので、特別不便を感じることはありません。また、住吉駅から徒歩5分ほどの場所には猿江恩賜公園があり、子どもと遊ぶのはもちろん、犬の散歩やジョギングができます。

住吉駅から徒歩3分ほどに住吉銀座商店街があり、昔から続く老舗の精肉店や生花店などがあります。住吉銀座商店街からは東京スカイツリーが見え、歩いているだけでも楽しめる商店街です。また、駅近くにはスーパーマーケットやホームセンターもあるため、生活用品の買い物は問題ありません。

さらに、住吉はお肉好きにはたまらない名店が揃っており、遠方から訪れる人も多いのが特徴です。一方で住吉駅周辺の飲食店は、モスバーガー　住吉店のほか居酒屋が数店あるだけなので、東京都内の繁華街と比較すると落ち着いた雰囲気となります。

@takuma0118i

住吉駅から東京メトロ半蔵門線でおよそ2分の場所にあるのが清澄白河駅です。住吉と比較してどちらが住みやすいのか気になるという人も多いのではないでしょうか。
清澄白河は下町情緒が残る街並みが魅力で、東京都内のなかでも多く緑が残っているエリアです。自然の豊かさの代表ともいえるのが清澄庭園で、バードウォッチングや散歩が楽しめ、老若男女の憩いの場所となっています。交通アクセスに関しては住吉駅の隣駅に位置するため、主要都市までのアクセスに大きな違いはありません。

また、住吉と清澄白河では飲食店のラインナップに違いがあります。住吉はファミリーレストランやファストフード店など、リーズナブルな価格帯のお店が多くあります。一方の清澄白河はおしゃれなカフェなどが多くチェーン店は比較的少ないエリアです。

治安は新しく生活をするうえでとくに把握しておくべきポイントです。江東区は治安が際立って悪いということはありません。平成30年は3,815件あった犯罪件数が令和3年では2，537件と大幅に減少しており、治安は改善傾向にあります。

出典：江東区役所 「江東区内の犯罪・火災発生状況」

ここからは住吉の物件相場について紹介します。

出典：ピタットハウス 「東京メトロ半蔵門線の家賃相場から探す」
※2022年10月24日現在

住吉駅周辺の家賃相場の目安は、ワンルームや1K・1DKでは約10.3万円、1LDK・2K・2DKでは約13.3万円、2LDK・3K・3DKは約17.8万円が相場です。ワンルームや1DKなどの単身者向けの間取りは10万円前後の賃料となり、1LDK以上になると13万円前後が相場となりますので、少し広めのお部屋を選びたいという場合でも多少家賃をプラスすれば選択肢が広がります。また、2LDK以上のファミリー層向け賃貸では、17万円から18万円前後となっていますので、小さなお子さんがいる家庭でも住みやすい相場です。

直近2年以内に行われた中古マンションなどの不動産取引価格情報によると、駅徒歩10分以内の3LDK（65㎡）で平成30年前後に建築されたマンションは6,000～8,000万円で取引されており、価格の幅は階数や日当たりの良さによって変動している可能性があります。 また、2LDK(55㎡）になると、駅徒歩15分圏内で平成20年後半に建築されたマンションは5,000～5,700万円で取引されています。

➡【最新】クラモアで住吉駅周辺のマンション相場を見る

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2022年10月24日現在

次に紹介するのは一戸建ての相場です。直近2年以内に行われた土地と建物の不動産取引情報によると、駅徒歩15分圏内の令和2・3年に建築された木造住宅で、延床面積100㎡弱の戸建は、6,000万～7,000万円で取引されています。

出典：国土交通省 「土地総合情報システム」
※2022年10月24日現在

新しく住吉に引っ越そうと考えているファミリー世帯として、やはり子どもに関する項目はぜひ知っておくべきポイントになります。子育てに対する支援や周辺環境など、子どもとともに過ごしやすいか、安心できる生活が送れるかどうかをぜひ把握しておきましょう。

住吉が位置する江東区では、子育て情報ポータルサイトがあり、子育て施設で行われるイベントや児童館についての情報が満載です。また、江東区に8ヶ所ある子ども家庭支援センターみずべでは、リフレッシュひととき保育があり、子供を一時的に預けることができます。

子ども家庭支援センターみずべは住吉エリアにもあり、住吉駅から徒歩7分と行きやすい立地です。また、江東区にある児童館では、ベビーマッサージや小さい子でも楽しめる運動イベントなど数多く開催しており、子どもと保護者が一緒になって遊べる空間や、ほかの保護者と気軽に交流できる環境が整っています。

住吉エリアは、駅から300m圏内にコンビニエンスストアが7件、400m圏内にスーパーマーケットが3件あり、生活圏内で日用品など必要なものをそろえることが可能です。しかし、百貨店やショッピングモールなどの大型商業施設はエリア内にないため、トレンドのファッションアイテムなどショッピングを楽しみたい人は少し不便さを感じるかもしれません。ただし商業施設が立ち並ぶ錦糸町駅まで電車で1分ほど、歩いても約11分で行ける距離なので、ちょっと足を延ばせば買い物に困ることはないです。飲食店についても、さまざまなジャンルの店がそろっています。駅前にはモスバーガー 住吉店やすき家 住吉新大橋通店、さらにワインバルや本格的な和食の店もあります。

また病院関連の施設は歯医者や婦人科、内科、整骨院などがそろっているので、もし子どもに急な発病やケガなど万が一の事態が起きても安心です。

住吉は都心までのアクセスがよく、住環境も整っているエリアですが、住みにくいと感じてしまう人ももちろんいます。住吉は大型のショッピングモールなどがないため、オシャレ好きでショッピングによく行く人は物足りなさを感じてしまうことがあるかもしれません。しかし近場の錦糸町や新宿、渋谷などの都内へのアクセスが良好なため、徒歩圏内で買い物を済ませたいというニーズを除けば特に不便はないです。

また、駅周辺には河川が多く、住吉駅は荒川と隅田川に挟まれる立地となっていますので、水害には十分気を付ける必要があります。さらに、住吉は居酒屋などが少ないため、お酒が好きな人や仕事終わりに飲みたいという人は物足りなさを感じてしまうこともありますが、酔っ払いが少なく静かで落ち着いた雰囲気のエリアとなっています。

住吉は、子育て世帯へのフォロー体制も整っており、小さい子どもを持つファミリー層でも住みやすいエリアです。家賃も平均的な価格帯となっており、金額面による課題もクリアしやすいでしょう。スーパーマーケットやコンビニエンスストアもあるため普段の買い物に困ることもありません。大きな公園もあるため、子どもと外で遊ぶのにも最適です。

ぜひ本記事を参考に、住吉への引っ越しを本格的に検討してみてはいかがでしょうか。下記よりお気軽にご相談ください。

※記事内における料金や所要時間などは、あくまでも目安です。（2022年10月現在）
 

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