- お互いの勤務地や実家からの距離を考慮して決めることが大切
- 家賃の目安は、手取り収入の2.5~3割程度
- 周辺の買い物スポットや治安のよさ、医療施設なども確認するべき
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【新婚・同棲カップル向け】住む場所の決め方
まずは、新婚・同棲カップルが住む場所を決めるにあたって、重視すべきポイントを紹介します。
お互いの勤務地から選ぶ
新婚・同棲カップルの住む場所の決め方としてまず挙げられるのが、お互いの勤務地から選ぶ方法です。お互いの勤務地から近く通勤しやすい場所であれば、通勤にかかる時間を短縮でき、二人で過ごす時間を増やせるためです。
どちらか一方の勤務地に近く、お互いの通勤時間の差が大きくなりすぎると、生活リズムのズレが出てきてしまう可能性があります。実際に検討する際には、通勤にかかる時間だけでなく乗り換え回数の少なさも考慮すると、通勤の負担を減らせるでしょう。
家賃で選ぶ
家賃も、住む場所を決める際には欠かせない要素です。毎月の収入に対して無理のない範囲に家賃を設定しなければ、安定した暮らしが難しくなります。一般的な家賃基準は、毎月の手取り収入の2.5~3割程度です。たとえば、二人の手取り収入の合計が40万円なら、家賃の目安は10~12万円以下程度になります。
家賃が収入の3割を超えるようになると、生活費が圧迫されて暮らしに余裕がなくなってしまいます。また、今後結婚や出産、マイホーム購入などを予定するのであれば、貯金することも視野に入れてなるべく家賃を抑えるのも重要です。
周辺環境で選ぶ
新婚・同棲カップルが済む場所の決め方としては、周辺環境の確認も挙げられます。周辺環境の違いは、住みやすさに大きく影響するためです。周辺環境の主な要素とは、スーパーマーケットの営業時間といった買い物環境、治安のよさ、土日や深夜でも受診できる医療施設の有無などを指します。
長く住む予定であれば、上記の他にも大きな公園の有無や周辺道路の交通量、小児科の有無なども確認することをおすすめします。
実家からの距離で選ぶ
新婚・同棲カップルが済む場所を決めるのであれば、実家からの距離も確認しておくことがおすすめです。今後子どもが生まれることを考えると、実家の両親に来てもらったり、子どもを預かってもらったりすることも考えられるためです。実家との距離が近ければ、いざというときも安心できるでしょう。
このように、親世帯と子世帯が日常的に往来できる距離に住むことを「近居」と呼び、国土交通省の資料によると、「車・電車で1時間以内の範囲」が定義となっています。
今後結婚・子育ても考えているのであれば、近居も選択肢のひとつです。
参考:国土交通省 「【別添2】既婚者とその親との住まい方-「近居」を中心とした実態と将来意向-」
自治体の支援の手厚さで選ぶ
自治体の支援の手厚さも、新婚・同棲カップルの住む場所の決め方として挙げられます。新婚支援や子育て支援などが受けられる地域に住めば、生活しやすさや子育てのしやすさが高まるためです。引越し先候補地を管轄する自治体がどんな支援策・行政サービスを実施しているのか、事前に調べることをおすすめします。
また、自治体の財政状況も、あわせて調べておくことが大切です。財政状況が悪い自治体であれば、今後支援策や環境整備に予算を回す余裕がない可能性があるためです。
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【新婚・同棲カップル向け】住む場所を決める際の注意点
新婚・同棲カップルが住居を決める際には、二人が納得したうえで決めることが非常に重要です。相談せずにどちらか一方の独断で決めてしまうと、後でトラブルの原因になってしまうためです。片方が一方的に譲歩したり無理をしたりする状況が続けば、二人の関係にも影響を及ぼすかもしれません。お互いを大切に思う気持ちがあるのであれば、片方だけの意見で決めることは避けましょう。
新婚・同棲カップルにおすすめのエリア
新婚・同棲カップルにおすすめのエリアは、世田谷区、杉並区、品川区、豊島区、大田区です。それぞれ、おすすめの理由について詳しく見ていきましょう。
世田谷区
世田谷区は、日本国内でも屈指の高級住宅街がある街です。東京23区のなかでも最も人口の多いエリアであり、ほぼ全域に渡って閑静な住宅が広がっています。なかでも、おすすめの駅は三軒茶屋駅、経堂駅です。高級住宅街のイメージが強い世田谷ですが、三軒茶屋や経堂などは複合商業施設が多く、若者に人気のエリアでもあります。
また、世田谷区は治安がよいことでも知られているエリアです。平成18年4月から世田谷区24時間安全安心パトロールを続けた結果、区内の刑法犯は2017年の1,517件から2021年の1,078件と、5年間で約500件減少しています。
さらに、「世田谷子育て応援アプリ」の配信をはじめとして子育て支援にも力を入れているため、子育ても視野に入れている新婚・同棲カップルにはおすすめです。
出典:警視庁 「世田谷警察署 過去5年間汚刑法犯の推移」
出典:世田谷区役所 「育児・子育て」
杉並区
杉並区は、都心へのアクセスがしやすく通勤通学に便利なエリアです。JR中央線、京王線、京王井の頭線、西武新宿線、東京メトロ丸ノ内線の5路線が乗り入れており、都心部へのアクセスが良好です。
なかでも、おすすめの駅は阿佐ヶ谷駅と荻窪駅です。荻窪駅の周辺には「ルミネ荻窪」と「荻窪タウンセブン」がいずれも駅から徒歩約1分圏内にあり、杉並区内にある大型の複合商業施設として人気を博しています。治安も比較的よく、新婚・同棲カップルにはおすすめです。
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品川区
品川区は、高層ビルが立ち並ぶオフィス街と庶民的な商店街が共存する利便性のよいエリアです。なかでも、おすすめの駅は目黒駅と大崎駅です。港区や千代田区、中央区などの都心部に近く、交通アクセスのよさが多くの人から人気を博しています。
たとえば、区内の駅である目黒駅から渋谷駅へはJR山手線で約5分、大崎駅から新宿駅までJR埼京線で約12分と、乗り換えなくアクセス可能です。
また、五反田駅や大崎駅の周辺には大型の複合商業施設もあり、買い物スポットにも不自由しません。
豊島区
豊島区は、副都心のひとつである池袋を中心とするエリアです。日本有数のターミナル駅である池袋駅があり、買い物やお出かけスポットが多数あります。JR山手線や湘南新宿ライン、東京メトロなど豊島区全域で10以上の路線が発していて、区内外を問わず交通アクセスは抜群によいといえます。ただし、豊島区の魅力は池袋駅の存在だけではありません。
駒込や巣鴨など下町情緒があり住みやすいエリアもあり、穏やかな雰囲気があることからカップルで住むエリアとしても適しています。
大田区
大田区は、東京国際空港(羽田空港)を抱える、東京23区で最も広い区です。なかでもおすすめの駅は、大森駅と京急蒲田駅です。北部に高級住宅街である田園調布、少し南東に行くとモノづくりの街として知られる蒲田エリアが広がっています。
東京23区のなかでも最も南部に位置しており、神奈川県と隣接していることから都心と横浜方面の両方への交通アクセスが良好です。また、羽田空港へも行きやすいため、飛行機を利用する機会が多い人にもおすすめできます。
新婚・同棲カップルの住む場所は慎重にエリアを選ぼう
新婚・同棲カップルが住む場所を決める際には、お互いの勤務地や自治体の支援の手厚さなどを確認することが大切です。また、家賃や周辺環境も確認して、二人にとって最も暮らしやすい場所を選ぶことが大切でしょう。世田谷区や杉並区など、新婚・同棲カップルが住みやすいエリアも多数あるため、参考にしてください。
新婚・同棲カップル向けの住む場所を検討している方は、下記よりお気軽にお問合せください。
※記事内における料金や所要時間等は、あくまでも目安です。(2023年1月現在)
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